CO-CO PHOTO SALONにて、根本佳代子氏の写真展「仄灯り」が開催されます。
根本佳代子写真展 -仄灯り-
会場: CO-CO PHOTO SALON(東京 銀座)
会期: 2023年12月13日(水)-12月21日(木)
11:00-18:30 日曜日休 (最終日17:00まで)
一部の作品でコットングロスをご採用いただきました。
コットングロスは、蛍光増白剤(OBA)が入っていない透明なインク受容層を印刷面にコーティングしており、ベースのコットンの色合いをそのまま活かしています。用紙の地色はマット系も含めてウォームトーンですが、コットングロスは最も黄色側に寄っており、他社を含めたコットン系ファインアート紙にはない、コットングロスの最大の特徴です。滑らかで光沢のある、綿の粒のような表面を持つユニークなナチュラルホワイトコットンペーパーです。マット系以上に高濃度・高発色、広い色域が得られますので、濃度階調の豊かな作品に最適です。とりわけモノクロではその威力を発揮します。ウォームトーンで温かみのある仕上がりで、味わい深いモノクロ表現が楽しめる逸品です。
誰しもきっと、いろいろなものを得ては失ってきた。それでも「ここ」にいる選択をしてきたのは自分自身で、挑戦したことへの想いや傷の蓄積が今の自分そのもの。見えづらいけれど、愛があることも知っている。
自分という存在は、喧騒の中では誰にも気づかれないようなちっぽけなものかもしれないけれど、広い世界の中の一つの分子。私もちゃんとここにいる。
あかりが灯る頃に遠望する東京は好きだ。あの一つひとつの小さなあかりの中に、愛も希望も傷も絶望も、すべてを内包しながら、いまを生きている人がいると思うと、いつも心はざわめく。
私はここにいる。私たちはここにいる。
根本佳代子氏